玉川徹氏の安田純平氏英雄視論はフライングだったのか？
玉川徹 この時点でネットなんかでは、自己責任論が出てましたからね。相当な熱さで
玉川徹 だから、それに対して発言したという事なんですよ
玉川徹 結果的に言うと、僕のこの話が、言葉足らずだって事もあってね、逆に安田さんを苦しめているのかなという風に、僕も今考えてるから。だからフライングだったんじゃないかというのは、真摯に受け止めたいと思います
橋下徹 でも、玉川さんの発言があったから、僕も今日呼ばれてるんでね
橋下徹 しかも、１時間以上も、この話が出来てるわけじゃないですか
橋下徹 政治家としては、これは狙っていた発言ですよ。いわゆる炎上みたいなね
橋下徹 それを狙ってたんじゃないの？玉川さん
玉川徹 狙ってないですよ、それは
玉川徹 コメンテーターやってたから、分かるでしょ？それ
安田順平氏はもうシリアに行くべきではないのか？
橋下徹 これね、危険地域にね報道で行くという事については、必要性があると
橋下徹 安田さんは、僕、もう一度行っていいと思います。もっとチャレンジして貰ってもいいと思う
橋下徹 でも、行く限りは、じゃあ何をしなければいけないのかという事を考えなければいけない
橋下徹 だから、僕もジャーナリズムに対しては素人ですよ
橋下徹 素人としては、いいんだか、悪いんだか、自己責任論だ、賛否だといろいろ出るけれども、これはプロのジャーナリズムのプロの立場からすれば、そこが問題じゃないんだよ、バッシングする事でも、英雄視する事でも、敬意を表する事でもなく、危険地域に取材に行くためには、何が今日本に足りないのか
橋下徹 何をしなければいけないのか、ここなんだよという事を、プロ側の方が発信して行けばね、国民をああそうなのかという考え方になって行きますよ
橋下徹 政府はね、権力者側は、嘘ばっかり言うんですから。自分の行為を正当化するために。だから、絶対に危険地域に行かなければいけない
橋下徹 これは、外務省が止めようが、政府が止めようが、それは行かなきゃいけないんです、絶対に。だから世界各国のジャーナリストだって、みんなそこに行って報じてくれるわけでね。日本のジャーナリストだって行かなきゃいけない
橋下徹 じゃあ、どうやって行くべきなのか。いろんなデメリットを避けるためにどうやて行くべきなのかという所を、プロ側の方がそれを提案していかないといけないですよ。じゃないと、みんな国民が支えないですよ
玉川徹氏の身代金に対する見解
玉川徹 税金を払わせるようになって「何が敬意をもって迎えるだ」みたいな話が出てきているようなんですけど
玉川徹 （身代金を）菅官房長官も払っていないと言っているわけですよ
玉川徹 別な報道を見るとね、カタールが国際的な人道のために払ったって話なんかも出ていて、これは確認しないと分かりませんけど
橋下徹氏の身代金に対する見解
橋下徹 今回、何が問題かというと、身柄を解放するにあたって、いろいろな情報筋ですが、カタールが身代金を払たという情報も出ている。仮にお金が動いていなくても、テロリストサイドの方に、何らかの有利な条件が渡されたのは間違いないですよ。身柄の解放ですから
橋下徹 安田さんは「シリアの子供たちを助けなきゃいけない」「弱者を助けないといけない」と言っておきながら、今回の安田さんの行動によって、テロリストにお金が渡る
橋下徹 何らかの条件が渡される事によって、さらに弱者の命が奪われるという事があるわけですね
橋下徹 フリージャーナリストの皆さんは、正義とか振りかざすのはいいが、テロリストを利する事は、絶対あってはならない
橋下徹 カタールは日本と友好国だからまだいい
橋下徹 仮に北朝鮮、中国が仲介したらどうなるんですか
橋下徹 国際政治でカタールがなぜ仲介したかというと、中東の中で存在感を示すため
橋下徹 恩を売る国際政治ですよ。日本とうまく行っていない国。日本が強気に行きたいような国が開いたに入ってきて、恩を売られたら日本にとってマイナスになる