生きていたら色々ある
なんかね、生きてたら色々あるじゃないですか。
なんか面倒くさいことも、しんどい事も、嬉しいこともあるし、でも色々あるじゃないですか。
あるけど、しかもちっちゃいじゃないですか、俺ら一匹一匹って。
そこら中に、いっぱいいるじゃないですか。
たまにビルから見ると、うじゃうじゃ人がいる事もあるじゃないですか、なんじゃこれ、みたいな。
だけど、一人一人の中には、ちっちぇえ、色んな感情が、ゴジャゴジャゴジャって詰まっているじゃないですか。
それが積み重なると、ほんと凄いことになってくるんですよ。
欽ちゃん球団でピッチャー
実は、欽ちゃん球団の茨城ゴールデンゴールズでピッチャーをやっていた事もありまして、入団テストを受けて。
そして、その後くらいから、スポーツをすんごいやって来たのに、あんまり有名になってねぇなって思って。
人生に価値がない
何にも価値がないなと思って。
頑張っている分を、何か、誰も幸せに出来ていないなと思って。
その頃に、僕に周りにたくさん居てくれたのが芸人さんとかだったんですよ。
彼らとご飯とかに行っていると、まぁ、とにかくみんな笑顔になるし、喜ぶし、お喋りしたら笑うし。
これは凄い事だなって思って。
俺が出会った魔法使い
魔法使いがいると思ったんですよ。
僕にもしこんな力があったら、スポーツとかを全部エンターテイメントに出来るかなと思って。
ちょっとその日から、部屋を借りるのを辞めて、西麻布の芸人さんが集まるバーに住み込もうと思って。
車でその脇につけて、毎晩、芸人さんのトークを聞きながら、ボイスレコーダーで録音していたんですよ。
それが、31歳くらいの時からですかね。