大橋巨泉は間違っている?
別にこれは巨泉さんがこう思っているわけだから。
そうするとね、
「巨泉は間違っている」
っていうヤツがいるんですよ。
いや、
「巨泉が間違っているって、あなたお釈迦様?」
と、
「巨泉さんって、結構偉い人よ」
と。
そりゃあ、クセもあるかもしれない。
前田武彦さんだって、「共産党万歳」かなんかで、降板されたりしましたし。
共産主義を嫌う健全な社会
だけども、僕は全く考えが違って、健全な社会は、共産主義じゃ嫌なんですよ。
共産主義というのは、異論を言うとね、すぐ投獄、基本的にはね。
スターリンとか毛沢東とかの下で、もの凄く人が殺されましたね、数千万人ね。
今の北朝鮮もそうですね。
だけど、僕が日本にいるのは、日本で何を言ってもいいからですよ。
という事はどういう事かというと、自分が何を言ってもいいという事は、他人も何を言ってもいいんですよね。
だから、もちろん、大橋巨泉さんが、こう思っている。
そうか、大橋巨泉さんは、外国でこう思っておられたのか。
外国から大橋巨泉さんが日本を見たら、こう見えたんだなぁと。
安倍晋三の野望という風に見えたんだなと。
そういう風に、僕は思いますね。
自民党の憲法改正原案で失う人権
僕が、2012年の自民党の憲法改正原案を見たら、基本的人権は、殆ど無くなりますね。
僕が読んだ、自民党原案の国民の権利の所は、僕は基本的人権は殆ど無くなると思いました。
僕は、割合と保守的なんですけれども、それでも今度の憲法改正に若干批判的なのはね、やっぱり、あんな風に基本的人権を変えちゃうとね、相当みんなが議論して、みんながそれでもいいと思えばいいけど。
今はやっぱり、基本的人権が守られ過ぎていて、色々道路工事もしにくいとか、学校教育もしにくいというのはあるんですけれども。
しかし、だからといって、
「公共の為には全部我慢しろ」
となるとね、ちょっとトルコみたいになるかなという気もして。
僕が憲法改正原案を見たところでは、大幅に我々の権利は制限されて、昔みたいに、
「国の為に人生を送る日本人」
になっちゃいますね。
僕は、日本人にはプライドがあって、日本というのは、日本人1人1人が非常に立派なので、1人1人の行動を集めたのが日本だという国家の形成の方が、いいのではないかと思っているので。
僕はね、第9条だけ軍隊を持つっていうのならまだいいけど、ちょっと疑問がありますね。
大橋巨泉の遺言の正しい受け止め方
巨泉さんの発言には、もちろん、賛否両論あって。
ただね、問題なのは、巨泉さんのこういう文章を見て、「ムカムカッ」っときたり、感情が動いては絶対にいけないという事ですね。
感情を動かさずに、
「あぁ、巨泉さんていう人は立派な人だったけど、こういう考えを持って亡くなったんだな」
と、こういう風に、プレーンな心を持つという事が、今後の日本の発展の為に、非常に重要だと思います。
まぁ、
「最後のお願いぐらいテレビに出せ」
と、僕に言わせれば。
あれだけテレビの視聴率をね、高めた人が、最後に死ぬときに、それが日本人の情じゃないかと。
だって、
「最後のお願いです」
と書いた文章を、かつての恩を忘れて…
これが、日本人の恩というものですよ。
自分の考えとは違っていたとしても。
巨泉さんが、どんなに、まぁ、ボケていないとは思うけど、たとえボケたとしても、だけどやっぱり、巨泉さんの最後のお願いはテレビに出しますと。
一体どこの局ですか?
テレビに出さないのは…?