武田邦彦 吉澤ひとみの飲酒ひき逃げで受けたショック!酒気帯び運転が後を絶たない理由!

求められる取り締まりの現代化

シートベルトの着用の問題にしても、酒酔い運転の問題にしても、やっぱりね、私は、取り締まりの現代化というのをやらなければいけないと思うんですね。

取り締まりの現代化。

現代化といのは、とりもなおさず、警察自体が、僕はね、データが無いと思うんですよ。

委員会で決まったから。

じゃあ、委員会の先生方、例えば国の委員会で0.15の量にしたりですね、後部座席でシートベルトをした方がいいというのもですね、これもね、多分データが無いんですよ。

その後、研究もされていないんですよ。

早稲田大学と結託したクールビズのインチキ

もしも研究してもですね、あのクールビズの研究みたいに、国が決めてから、あの時は早稲田大学だったんですけど。

早稲田大学にお金を出して、「クールビズは環境に優しい」なんて結論を出す。

これは、インチキ研究ですから、これはダメでね。

自由な研究の元に、酒はこのくらい、シートベルトはこういう風にすると交通事故の遭わない、といった研究があって、そのデータに基づいて、こういった行政を進めていく。

そして警察もですね、私は実は、0.15についてやシートベルトについては、相当、少なくともネットではかなり調べたんですよ。

無いんですよ、出てないんですよ、データが。

それで、データが一つか二つはあるんですけど、見たら全然、0.15だからいいとかベルトをした方がいいという証拠になっていないんですよ。

酒気帯び運転の無罪判決

だからですね、最近ですね、酒気帯び運転の無罪判決というのが結構あるんですね。

例えば、入れ歯とこにちょっとアルコールがついているわけですけど、入れ歯の洗浄剤みたいなものですよね。

それで、酒酔い運転で捕まったりですよ。

それから、前の日に、11時間以上前に、酒を飲んで次の日に引っかかった。

あり得ますね、これは。

だけれども、そうしますとね、0.15というお酒の量、呼気の中のアルコールの量って分からないんですよ。

じゃあ、ある人にとっては、一週間前に飲んだ酒が、引っかかるかもしれないし。

ある人にとっては、4時間すれば大丈夫かもしれない。

これはまぁ、肝臓におけるアルコールの分解度で変わるわけですから、アルコールの分解速度で。

だから、実行できない法律なんですよね。

0.15という数値そのものが。

だって、各家庭に、呼気の測定器があるわけでは無いんですからね。

ですから、まぁせいぜい我々は、前の日にお酒を飲んでも、ぐっすり寝ればいいや、くらいしか分からないんですよ。

求められる警察の現代化

だから、こういった不備な法律を決めた時に、警察がどういう風にその後ケアしていくかです。

多分で、残念ながら、私も警察の知り合いもいるし、警察の人は非常に真面目で、一生懸命働いておられるのは確かなんです。

だから、非難もしにくいんですが、やっぱり僕は、現代化しなければいけないと思います。

ベルト着用するかどうかで、どのくらいの事故の、あれ、助手席は結構データがあるんですけど、助手席もね、タクシーは無いと思います。

タクシーと乗用車は、相当違いますからね。

運転手の腕も違うし、職業意識も違いますから。

やっぱり、タクシーはこれだけ日本に走っているわけですから、事故もある程度あるでしょう。

それをやっぱり公表してですね、納得の上で取り締まりをするという方が、遥に効果が高いと思うんですよ。

結局の目的は、飲酒運転とかベルト着用によって人が怪我をしたり、命をおとす事が無いようにする事が大切なので、高圧的な、強圧的な取り締まりからですね、納得性のある取り締まりに、切り替える時期では無いかと思います。

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