日本の敗戦
これは、1945年に、第二次世界大戦が終わって、日本は敗北しました。
それは、間違いありません。
それについて、「敗北者と認めるな」という右からの脅迫が、僕に来たりするのですが、間違いなく日本は負けました。
それが、昭和天皇の御意でもあります。
御意に逆らう事は、してはいけません。
そして、私たち日本人の公平な考え方であります。
そのうえでですね、5年後に、もう、朝鮮戦争がはじまりました。
その朝鮮戦争を大きなきっかけとして、韓国の態度が変わった、つまり、アメリカに対して変わった。
これは、韓国を批判しているのではなくて、リアルな話として、アメリカは、戦争ばっかりしている国です。
共に戦った国や人々を、大事にします。
戦勝国だと嘘をつく韓国
朝鮮戦争では、米韓の連合軍が、北朝鮮とその後入ってきた、中国人民義勇軍と共に戦った、いわば戦友になりました。
韓国は、これをしっかりと見て、ここは公平に言いますね。
したたか、というよりは、しっかりとその事実を把握して、朝鮮戦争を契機にして、アメリカに強く要求した事がありました。
それは何かというと、朝鮮戦争が始まった翌年の1951年に、サンフランシスコ講和会議というのが開かれます。
つまり、アメリカは、朝鮮半島の情勢も見て、日本をいつまでも敗戦国にして、被占領国に留めておくのではなくて、日本の独立をちゃんと回復させて、アメリカ寄りの日本軍を作って、アジアでもっと強くしたいという事がありました。
そして、1951年にサンフランシスコ講和会議を開き、そこでサンフランシスコ講和条約を結ぶわけですね。
それに向けて、韓国からアメリカに対して、非常に要求が激しくなったのが、
「韓国を連合国だった事にしてくれ」
「連合国だったら、韓国は日本の領土の一部を、韓国領に出来るはずだ」
という2点を要求したんですね。
韓国は連合国では無いと米国が明言
で、その時にアメリカ国務省の幹部だったダレスさんという人は、これもちゃんと記録がありますから調べてください。
ダレスさんが、韓国大使側に明言したのが、
「韓国は、連合国ではありません」
と。
そもそも、大韓民国の建国自体が、1940年代になってからですから、存在していない国を、そもそも連合国として認める事は出来ない。
実は戦争中に、連合国の宣言というものが行われているのですが、その時に、当時の韓国側が、つまり、韓国だと3.1独立運動と言っていますが、その運動の母体も含めて、連合国の宣言の中に加わっていないので、いかなる意味でも、韓国は連合国ではない。
従って、「戦勝国側ではない」とダレスさんが、正式に韓国の大使に通告をしました。
実在しない波浪島を要求する韓国
しかし、韓国はそれに納得せずに、アメリカに要求し続けたのが、竹島と、波浪島(はろうとう)、この2つの島を韓国領として認めてくれ、と要求したんです。
そして、アメリカは、それを調べた所、この波浪島が実在しないと。
ここは、僕の推論が一点だけあります。
つまり、アメリカは、実は軍事国家として、日本海の島々をよーく調べていた。
だから、日本の島々の事はよく分かっていた。
日本は元々海洋国家ですから、さっきの竹島を漁場として活用していたように、日本海の事をよく分かっていた。
しかし、おそらく韓国は、あまり、韓国が今、勝手に東海と言っている、日本海の事をよく知らなかったんじゃないか、これ一点だけは、僕の推測ですよ。
しかし、そう思わざるを得ないのは、なんとこれ、実在していないんですよ。
実在している竹島と、この波浪島を、韓国から入れてくれと言われて、アメリカがそれを調べた。
そうしたら、この島が実在していなくて、未だに見つかっていないんですよ。
岩礁、つまり大きな岩が、波浪島ではないかというのはありますけれども、実は、波浪島という島がありましたという事を、当時の韓国大使も実証できないまま終わっています。
アチソンさんという当時の国務長官、つまり外務大臣ですね。
それが、
「実在しない島を、韓国領にしろというのは一体どういうわけだ」
と、韓国大使に告げた、というのも、事実。
この辺は、全部事実ですね。