嫌われる人間が持つ最大の特徴!好かれる人と嫌われる人の違い!武井壮

価値のある生き方 価値のない生き方

外に出りゃあ、必ず誰かいますし、仕事するっていったら、1人じゃ絶対に出来ないですし、どんないい仕事とか、どんないい技術とか持ってたって、それを手に取って喜んでくれる人がいなきゃ、なんの価値も無いわけですよ。

だから、もし今後、就職するとしたら。

就職活動をして、就職し、お仕事をするっていうのは、人のためにやる事ですよ、全部。

で、そのために使った時間で、報酬を得るわけですから。

あの、僕らの仕事もそうで、やっぱり人のために、お話ししてるんですよ。

見てくれる人、聞いてくれる人のために、お喋りしてますし、僕らは、テレビでチャレンジしたり、色んな活動をしてますけど、全部、見て下さる皆様の、聞いて下さる皆様の為に行っている活動ですよ。

そこに、その、自分を通そうとしたり、「人に合わせるのが苦手なんですよ」なんて僕が言っていたら、番組なんか、一つも来ませんよ。

それで、あの、例えばね、世界最高の商品を開発してもですね、「うちの商品は、持つ人を選ぶんですよ」なんて言ってたら、誰も買ってくれないですよ。

だから、「最高の男にしか売らないんですよ」なんて言ってたら、最高の男は、1人しかいないんだから、一個しか売れないわけでしょ。

そんな商品、なんの価値も無いですから。

だから、本当にあの、色んな思いがあると思います。

自分がね、ちょっと社会に適合するようになって、なんか自分が無くなっちゃうんじゃないかって思う事があるかもしれませんけども、そんな自分なんてね、1人でいる時に、部屋でね、出しゃあいいと思いますよ。

でも、人前に出る時は、やっぱり、たくさんの人に愛して貰った方が、より力も出ますし、周りの人は、そういうあなたの事を、素敵だと思うでしょうし。

本当の自分は勝手に見つけてくれる

それが例えば、本当の100%の自分では無かったとしても、本当の中にいる自分というのを、自分の事を好きになってくれた人は、勝手にね、探して見てくれますから。

俺、そういう風に、最近なってきてますわ、なんか。

昔の我が強かった、「こういう想いを持っているんだ」という自分を、あの、人前で笑顔を求めてですね、面白い話をしたり、楽しいパフォーマンスをしたりしている僕を見て、「武井さんて、実はこういう人ですよね」とか、勝手に言ってくれるようになったりする事が、昔の何十倍も何百倍も増えてるんで。

だから、あの、ぜひね、他人に合わせてるんだなんて気持ちを持たず、「他人を笑顔にする」って言う事を少し考えてみたら、あの、本当の自分を通せる場所、道が、もっと拡がるんじゃないかなと僕は思いますね。

芸能界を目指した理由

僕は、マイナースポーツをずっとやって来ていたから、感動する数が少ないとかね。

例えばプロ野球がテレビでやってたら、たくさんの人が感動するし、泣いたりするけど、俺らのやっている競技場は、500人、1000人とかしか入らないところでやっていた。

でも、それじゃあダメだとは思いたく無かったんですよ。

本当に、こんなスポーツダメだとか、つまんねぇとかいう風に思ったら、もう人生なんて、そんなもんばっかりじゃないですか。

人に見られるものばっかりじゃないし、1人でいる時間なんて、スゲー長げぇし。

誰の役にも立たない活動というのもあるけれども、でもそれがダメだって言われちゃったら、それじゃあ、何やりゃあいいだよ、って話じゃないですか。

だから、俺は、それを変える必要はねぇと思ってんだけど、じゃあ、俺の何か力とか言葉とか発信で、それを楽しめる風に変わってくれたら、最高だなって思ったんですよ。

だから、芸能界に来たんですよ。

俺を楽しんでくれる人が増えれば、その、俺がやっている何でも無かった事が、もしかしたら、他人を元気づけたりするるものになんのかなと思ったら、俺のわけわかんねぇ、マスターズの陸上の試合とかも、見てくれた人が、「すげー良かった」と言ってくれたりとか。

そんなのって、変わったと思うんすよ、当時の俺と。

出る前の俺と。

俺は別にね、この時は陸上をやったけど、スポーツをこの歳からでもスゲー出来るよというメッセージも無かったから、何だって出来るよという、何やったって、やったら出来るよというメッセージだったんで。

出来るかどうか、ゴールに辿り着くかどうか分かんないけど、やれば、必ず近づくじゃないですか。

それが、結構、メッセージだったから。

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