長谷川幸洋 ニュース女子問題
最近のこの手のものはもっと酷くなってですね、東京新聞の論説副主幹だった長谷川幸洋さんがですね、2年くらい前にニュース女子という番組の司会を依頼されたと。
長谷川さんは、一応これを東京新聞に了解を取ったら、上司の人がですね、長谷川さんの上司と言ったら、大体重役クラスなんですが、まぁ、東京新聞も東京ではそれほど名前が売れているわけでも無いので、大いにそのニュース女子に、テレビに出てですね、東京新聞の名前を売ってくれ、とこう言われたと。
それで、司会の役についたと。
それで、一年半くらいやっていたら、東京新聞が沖縄のデモの特集をやったと。
その時、長谷川さんは司会をやっていたと、その時に参加者の一人のコメンテーターと、制作会社が取材した、沖縄の暴力的なデモを放送したと。
その時は、私もそこに同席していました。
そして、みんなで、酷い酷いという事になった。
長谷川さんは、司会者ですから、それほど主導的な役割はしておりませんでしたが、それでもまぁ同調はしていました。
それはね、あんなビデオを見れば、同調もしますよ。
そしたら、東京新聞があろう事に、東京新聞の一面の左半分くらいを使って、長谷川幸洋さん個人を非難する声明を出したんですね。
更に、長谷川さんが持っておられた、東京新聞のコラムに長谷川さんがコラムを書いたら、ボツになったと。
一体、何なんですかね、これは。
民主主義にあるまじき行為
要するに、これは本当に滑稽な、この民主主義の世に起こるはずの無い、中国とかソ連とかナチスでも起こらないんじゃないかと思うほどの、事なんですね。
つまり、ある新聞社ですからね、普通の会社では無いんですが、その新聞社がですね、「大いにテレビに出ろよ」と言って、司会に出たと。
そしたら、そこに出演している人が、なんか言ったと。
そしたら、東京新聞が、反省の文を出して、しかも長谷川さんを副主幹から論説委員に降格させたと。
これをですね、色々なところに私が取材をしたらですね、まず第一に、東京新聞の社長が記者上がりで、非常に左翼な人物で、社内の人はびびってですね、左の事しか言えないくなっているという人もおりました。
また、中日新聞というのは東京新聞の親会社なんですが、東京新聞と中日新聞の中ではですね、放送が偏った放送だったと、つまり、「片側のデモをしている取材が無かった」と言うんですね。
ですが、今まで沖縄というのはですね、沖縄の人に言わせると、30年間、デモの主催者側の事しかマスコミは放送せず、暴力的なデモをする人の取材は、一切していなかったという事なんですけどね。
真実を語ると社会から消される
この長谷川さんの件はですね、真実を伝えた方が、ニュース女子の方なんですよ。
今までの沖縄のデモの報道はですね、ジャーナリストによるとですね、タブーというのがあるらしいんですよ、タブーというのが。
報道してはいけない事、それはデモの人が暴力を振るったとしても、デモの人が暴力を振るった事は報道してはいけないというタブーがあるというのです。
それが事実なのに、なぜ報道する事がタブーなのでしょうか。
かくして、長谷川幸洋さん個人が、あれだけの新聞で個人批判され、しかも社内の副主幹という地位を追われると。
やっぱりね、これは大きな人権問題ですよ。
小保方晴子さんもそう、私、武田邦彦もそう、そして、長谷川幸洋さんもそう。
真実を言うと、社会からバッシングされて、社会から退場を命じられる。
こんな社会、本当に、許されてよいものなのでしょうか。