【日本の歴史】真実の日清戦争!日本と中国が戦った理由!渡部昇一

朝鮮半島初の皇帝

そして初めて、朝鮮をやめて、大韓帝国と名乗るようになりました。

だから、朝鮮半島が始まってからですね、朝鮮半島で皇帝が出来たのはその時が初めてなんです。

日清戦争の後、初めて朝鮮半島の歴史が始まったと言ってもいいくらい、シナ中央の政府が手を引いたもんだから、そこで皇帝という事が出来たわけです。

それまではみんな王ですよ。

百済王だとか新羅王だとか高麗王だとか、王と言うのは、全然偉くないというわけではないんですけど、あんまり偉くないんです。

王から帝になったわけですね、初めて帝になりました。

帝っていうのは、結ぶっていう意味でね、糸へんを付ければ締めるって字でしょ。

足へんをつけると蹄って事で、指を締めるっていう意味ですね。

この帝というのは、王をたくさん締めるから帝なんですよ。

その中の一人に朝鮮がいたりですね、昔は百済王がいたり、まぁ琉球王もいたわけです。

初めて朝鮮は、日清戦争で日本が勝って、シナの勢力を朝鮮半島から追っ払ったから、初めて朝鮮皇帝が出来たんです。

そして、これからが面白い。

大韓民国はいつ建国なのか?

いつ建国したかという事ですね。

大韓民国、建国はですね、李成桂の時からという事になるんです。

だから、1392年か1391年ですね。

日本で言えばですね、足利3代将軍義光の頃ですね。

日本では、太平記に出てきますように、南朝と北朝が戦いましてですね、ずっと楠木正成だとか足利尊氏がありましてですね、ずーっと吉野あたりの南朝と、京都を中心とする北朝が争っておったんですけども、1392年に両朝が一致したわけです。

丁度その時に、李成桂が朝鮮を建てたわけです。

その時をもって、大韓民国建国の年とすると。

だから、大韓民国、大韓帝国は設立が14世紀なんですね。

今、韓国4000年の歴史とか言ってますけど、「嘘言え」ってね。

自分たちがそう言ってるんですから、はっきり。

帝国が出来たのは明治28年か29年ですけど、日清戦争の後ですからね。

しかし、独立してから建国の年としたのは、日本で言えば足利3代将軍義光の頃と、正式の歴史ではそうなっています。

向こうの国の、日本の話じゃないですよ、向こうの正式な歴史ではそういう事になっているんですけれども、この頃は忘れた事になっているようです。

日本が持った朝鮮に対する発言力

まぁ、それで済めば良かったんですよね。

日本は、今度は圧倒的な発言権を朝鮮に持ちます。

だから、「近代化を進めなさい」という事で、「わかりました」という事でですね、近代化を進めたがっていた人もいたわけですから、その内閣も出来るんですね。

ところがまた、内乱みたいなことが起こりましてですね、やられましてですね、主だった人は、また日本に逃げて来なければならなかった。

そして、また韓国の大使館が襲われてですね日本人が殺されたりするんですよ。

そうすると日本は、清国に勝っていますから、軍事的には日本が上ですから、恐れてどうしたかというと、今度は勝手にですね、韓国の皇帝は、ロシア公使館に逃げ込んで、そこが政府になるんです。

ロシアの中に抱かれてしまったわけ、という事になりますね。

それで日本に逃げてきた人たちはまぁ、近代化をしなければならんと、あんな事をやっていたら困るんだ、と言ってますけど、まぁしょうがないですね。

乙未事変

そのうち、どうしても、しょうがない連中だという事で、日本の大使だった井上馨たちが、朝鮮の近代化を進めなければならない人達と一緒になって、その近代化を妨害している閔妃(みんぴ)という后ですね。

王様はおとなしい人なのか知りませんが殆ど発言権がなくてですね、奥さんが後ろの方から喋っていたというんですが、その閔妃を殺すという事件が起こりました。

これはあの、当時の朝鮮近代派と京城にいて、いまのソウルですね、京城にいた日本人の血気盛んな人達が一緒になって、「けしからん皇后を殺してしまえ」という話です。

随分、乱暴な話ですけどね。

これは、日本も大使館を何度もやられて殺されていますから、まぁどっちもどっちです。

しかし、日本はすぐに責任者を呼び戻しています。

裁判を開いて有罪に致しました。

向こうでは、捕まった人は、死刑になったりしてますね。

それでも死刑になった人たちも、「日本人ほど、朝鮮のためになろうとした人はいなかった」なんて遺言状を書いていますからね。

朝鮮を近代化して、国家として、白人の植民地政策から大丈夫な国になって貰いたいというのが、念願だったわけですよ。

ところが、頑迷になかなか進まないという事でありましたですね。

こちらの記事も一緒によく読まれています。

最後にフォローをお願いします。最新情報をお届けします。

コメントを残す