やる気を引き出す18の秘訣
「世の中、なかなか自分の思い通りにはいかないなぁ。」
頑張っても、なかなか結果に結びつかなかったり、不当な評価を受けてしまったり、なかなかチャンスが巡って来なかったり…
そんな状況が続くと、徐々にやる気も落ちていってしまう。
「やっぱり自分には無理なんじゃないか…」
そんな不安がふと頭によぎってしまったことはありませんか?
そんな時には、松岡修造さんにおまかせ!
松岡修造さんの言葉には、やる気を引き出すヒントが満載ですよ。
松岡修造さんが応援する理由
松岡修造さんは、粗祖父に阪急東宝グループの創業者である小林一三氏を持ち、父は東宝の名誉会長、母は宝塚歌劇団の出身従叔父にサントリーの元社長である鳥井信一郎氏を持つなど、そうそうたる人たちに囲まれて育った、正真正銘の御曹司です。
松岡修造さんは、名門高校である慶應義塾高等学校に入学し、エリート街道を着々と進でいたそうです。
ところが、テニスに魅了されてしまった松岡さんは、家族の猛烈な反対を押し切り、テニスの名門校である柳川高等学校に編入する事になります。
親の反対を押し切った松岡さんは、プロになってからは、親の援助は一切受けることが出来ず、ツアーなどの費用がかさむなかで、随分とひもじい思いもされたといいます。
その後も、左足の靭帯の断裂するという大怪我に苦しめられたりしながらも、1995年、テニスの四大国際大会の一つであるウィンブルドン選手権において、日本人選手としては64年ぶりとなるベスト8出場という快挙を達成します。
テニスは、一旦コートに入れば、信じられるのは自分の力だけという、とても過酷なスポーツです。
そのため、松岡修造さんは、自分自身で、自分の事を常に応援し、鼓舞し続けてきたといいます。
また、松岡さんは、ウィンブルドンで、外国人の観客ばかりに囲まれ、孤独な試合を繰り広げていた時に、
「修造!自分を信じろ!」
といった声援を観客席から、聞いたといいます。
その言葉によって、松岡さんは、とても大きな力を得たそうです。
応援による力を実感してきた松岡修造さんは、今は、積極的に応援する側に、まわったということですね。
松岡修造に学ぶやる気を出す方法
1:自分で自分を応援する
松岡修造さんは、常に自分自身を応援する事を大切にされています。
自分自身が、自分の客観的な応援団になるということです。
自分で自分のやる気を奮い立たせる事ができれば、他人からの応援は必要なくなります。
2:力の湧いてくる言葉を使う
「絶対出来る!」「絶対やる!」「ここがチャンスだ!」など、前向きな言葉を使うことで、自分のやる気は引き出されてきます。
出来るか出来ないか分からないのであれば、出来ると考えるほうが、力も湧いてくるというものです。
3:自分の力を信じきる
自分が自分の事を信じなければ、他人は誰も信じてくれません。
自分の力を100%信じ切らなければ、不安ばかりが先走り、やる気はなかなか出てこないものです。
4:目標は達成できると信じきる
目標は絶対に達成できると信じきることで、やる気は湧き出てくるものです。
あと1回叩けば、壁を破ることが出来るかもしれないのに、途中であきらめてしまうことは、とても勿体ないことですよね。
目標は達成できると信じきる気持ちが、絶対にあきらめないという気持ちにも繋がってきます。
この言葉には、あきらめなければ、必ず壁は打ち破れるという松岡修造さんの信念が込められています。
5:本当に好きなことをする
好きなことをやっていなければ、やる気を出せと言われても、やる気を出すのはなかなか難しいものです。
本当に好きなことをやっていれば、やる気は自然と湧いてくるものです。
松岡修造さんも、常に、本当に好きなことするようにされていますよね。
6:一所懸命にやる
過去を考えても、未来を考えても、どちらにしても、失敗が気になって不安になってしまうものです。
不安な状態が続いてしまうと、徐々にやる気も奪われていってしまいます。
過去や未来を考えるのではなく、今出来ることに、一所懸命に取り組むことだけ考える事で、不安が減りやる気が自然と湧いてくるものです。
松岡修造さんも、何ごとにも一所懸命に取り組まれていますよね。
7:本気を出しきる
やる気が出ないということは、本気を出していないという可能性があります。
やる気が出たから行動するのではなく、まず行動するから、徐々にやる気が出てくるものです。
心と身体は連動しています。
本気を出しきることを意識し行動していれば、おのずとやる気も出てくるものです。
8:反省するが後悔はしない
失敗を反省する必要はありますが、失敗したことを後悔する必要はありません。
やった事のない事に挑戦すれば、誰だって失敗してしまうものです。
失敗を、再び繰り返さない事だけを意識するようにすればいいだけの話です。
失敗を後悔するよりも、チャレンジして失敗した自分を褒めてやるくらいの方が、よっぽどやる気が出てくるというものです。