大きな目標を掲げ、次々と達成していく人がいる一方で、目標を掲げても、一切達成する事ができない人も多いものです。
一体何がこのような違いをもたらしてしまうのでしょうか。
本日は、大きな目標を達成できない7つの原因について、ご紹介させて頂きます。
心から達成したいと思っていない
大きな目標を達成出来ない1つ目の原因は、そもそも大きな目標を達成したいと思っていないという事があります。
自己啓発セミナーなどに参加してみると分かるですが、
「今年こそ一億円稼ぎます!」
「お金を稼いで両親にラクをさせたいです!」
「年商100億円企業を作って日本を変えます!」
など、目標を声高々に掲げる人々が多数参加しています。
ですが、多くの方が、目標を達成すること無く、諦めていってしまいます。
その大きな原因は、本当にその目標を達成したいと思っていないという事にあります。
目標に現実味が無いと、具体的な行動に繋がっていきません。
まず最初に、他人の目標ではなく、自分が本当に達成したい目標を、明確するに事が大切だという事ですね。
目標を達成できる自信がない
大きな目標を達成出来ない2つ目の原因は、そもそもそんな自分に目標を達成できるとは思っていない、という事があります。
自分の才能を信じきれていないという事ですね。
自分に自信が無いので、アクセルを踏み込もうとしても、同時にブレーキも踏んでしまうのです。
どんな目標であっても、最終的には、やってみなければ分からないという側面があります。
才能が多少劣っていたとしても、闘う分野を間違わなければ時間が味方をしてくれることも多いものです。
ところが、目標を達成できるという自身がなければ、目標達成の行動を取り続けることが出来ません。
テレビで人気の、お笑いタレントである大久保佳代子さんは、今でこそテレビで引っ張りだこの存在であるが、若手の頃には、TVプロデューサーのテリー伊藤さんから、才能が無いから芸人を辞めたほうがいいと薦められていたといいます。
他人がどう評価しようが、結局はやってみなければ分からないものです。
とはいえ、自分自身が目標達成出来ると思っていなければ、脳が出来ない理由ばかりを探してしまい、結果、目的達成が出来なくなってしまうというわけですね。
目標を達成するエネルギーがない
大きな目標を達成出来ない3つ目の原因は、目標を達成するためのエネルギーが足りないという事があります。
人間は、「苦痛を避けて、快楽を得る」という、2つの欲求に縛られて行動しています。
そのため、成功した社長には、「破産」、「大病」、「倒産」、「一家離散」、「投獄」、など苦痛を伴う経験した人が非常に多い傾向があります。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズも自分の会社から解雇されてしまったり、大病を患った経験があるし、ソフトバンクの孫正義社長も、若い頃に生死をさまよう大病を経験されています。
まさに、苦痛から逃れるために強烈な行動エネルギーが発生した事に他なりません。
一方で、高級マンショに住み、フェラーリなどの高級車を乗り回し、美女をはべらすといった自分の快楽を満したいという欲も、強ければ強いほど、強い行動エネルギーが引き出されます。
カリスマと呼ばれるような人や、独裁者になるような人などは、快楽を求める欲求が非常に強い傾向にあります。
「なんとなく出来たらいい」、「そこそこでいい」程度の願望しかなければ、大きな目標を達成する行動エネルギーが、湧いてこないものです。
目標を達成する方法が分かっていない
大きな目標を達成出来ない4つ目の原因は、目標を達成する方法がわかっていないという事があります。
孫正義社長は、大志を抱いた若き起業家の頃、大きなビジネスをするためにはどのビジネスに参入すべきかを、日本マクドナルドの創業者である藤田田氏に相談しに行ったそうです。
更に、1年もの間、参入するジャンルを徹底的に選び抜き、目標達成の方法を調べ尽くしたといいます。
大きな目標を掲げ、それを達成する方は、目的達成の方法を見つける事にもそれだけの情熱を注いでいるという事です。
まずは、同じような目的を達成した人が何をしたのか、徹底的に調べ尽くす必要があります。
行動する内容を具体的にしなければ、実際の行動に繋がって行きません。
目標を達成する気概がない
大きな目標を達成出来ない5つ目の原因は、目標を絶対に達成するという気概がないという事があります。
大きな目標が、そう簡単に達成するはずがありません。
時間がどれだけかかるのかも分からないし、様々な予期せぬトラブルが降りかかり、その都度、自分の力で柔軟に対処して行く必要があります。
理屈が全く通用しない場面もあるでしょうし、誰一人頼れない八方塞がりの状況に陥る場合もあるでしょう。
そんな状況でも、「意地でも諦めない」という気概が無ければ、大きな目標を達成する事は到底不可能です。
諦めることは簡単ですよね。
ですが、大きな目標を達成したいのだったら、徹底的な諦めの悪さが必要だということです。