【情報収集 コツ】価値ある情報を短時間で的確に発見する方法 情報リテラシーの高め方

有料級の価値ある情報をピンポイントで入手する方法

お金を払ってもおかしく無いような、有料級の価値ある情報を、無料でかつピンポイントに手に入れるには、どうすればよいのでしょうか。

そのためには、まず有料の情報は、どのような形式で提供されているのかを考える必要があります。

有料の情報という事は、多くの人が知らないような秘匿性があったり、オリジナル性があったりしますよね。

であれば、そのような情報は、無料でブログなどに記事としては掲載せず、テキストファイルとして作成し、セミナーで使用したり、商材として販売したりしたいのが心情ではないでしょうか。

もしあなたがサラリーマンなどの会社員であるのであれば、会議やプレゼンに使用するような重要な資料を、テキストファイルとして作成した経験があるかもしれませんね。

そして、それらWEB上で作成されるテキストファイルの形式は、ほぼ全て『pdf』という形式で作成されています。

つまり、pdfファイルのみが見つかるように検索すれば、有料級の価値ある情報にたどり着くスピードや確率が、高くなると予想できるというわけです。

その検索方法は至って簡単であり、検索したいキーワードの後に、『filetype:pdf』と入力し、検索を行います。

例えば、現在サラリーマンで、「将来は起業したい」と思っていたとすれば、

「サラリーマン 起業 方法 filetype:pdf」と検索すれば、サラリーマンが起業する方法に関するPDF形式の資料だけを見つけることが出来るというわけですね。

実際に、Googleを使って、「サラリーマン 起業 方法」を検索してみると、79万8,000件もの情報が見つかりました。

情報リテラシー

これら全ての情報を全て見ることなんて、とても、とても不可能な量です。

それでは次は、「サラリーマン 起業 方法 filetype:pdf」と検索してみると、

情報リテラシー

9,800件まで、情報を絞ることが出来ました。

しかもこれらの情報は全てPDF形式であるため、「秘匿性があり、価値が高い情報」である可能性が高いと言えそうですね。

ここからさらに、新しい鮮度のいい情報のみに絞っていきます。

Googleの検索画面にある『検索ツール』をクリックし、期間を『1年以内』に変更し検索を行うと、

情報リテラシー

Googleの検索エンジンに1年以内にインデックスされた、新しい情報のみに更に数を減らして絞ることが出来ました。

ここまで絞れば、『鮮度が良く、価値の高い情報』を素早く効率的に見つけることが出来そうだとは思わないでしょうか。

情報の価値を見極める方法

これまでご紹介させて頂いた方法を活用すれば、希望の情報に素早く到達することが出来るようになるでしょう。

だが、ここで1つ困った問題が発生します。

冒頭でも申しましたとおり、インターネットの世界というのは、玉石混交の情報が混在するまさにカオスな状態のため、どの情報に価値があるのかそれとも無いのかを、正しく見極める必要があります。

事実と意見を見極める

情報の価値を見極めるには、まず発見した情報を、『事実』と『意見』に分ける事が大切です。

これは、『現実に起こったこと』と『著者の感想』と言い換えることも出来ます。

例えば、

「アベノミクスで株価は上がる」であるとか、「日本郵政グループの上場で株を買うと儲かる」

といった情報は、あくまでも『意見』であり、事実かどうかは分かりませんよね

一方で、

「2015年10月20日の日経平均終値は、1万8207円」であるとか、「不適切会計問題が発覚した東芝が半導体事業を大幅に縮小すると発表した」

といった情報であれば、これらは『事実』であると判断できます。

ここで重要な事は、事実は取り入れ、意見はあくまでも参考程度に留めるということです。

嘘と本当を見極める

世の中には『嘘』と『本当』がごちゃまぜとなって存在しています。

それは、インターネット上だけの話ではなく、詐欺師や一般人と呼ばれるような人の間ではもちろんのこと、先生と呼ばれるような医者や弁護士、教師、科学者、政治家、官僚、警察、作家、マスコミ、…etc の間であろうが全く同じ事です。

苦労して手に入れた情報を『事実』と『意見』に分類したにも関わらず、その情報が全て『嘘』であったならば、かけた時間は全て無駄になってしまいます。

そのため、嘘の情報と本当の情報を正しく見極める力が必要となります。

誰が発信する情報なのか?

情報が嘘か本当かを見極めるうえで、誰が発信している情報なのかを確認することは、非常に大切です。

インターネットを使用していると、見たこと無い人が『いくら稼いだ』だの『簡単に稼いだ』だのといった情報を目にする機会も多いものです。

ですが、実績は捏造することも可能ですし、本人の主張だけを信じていては、事実かどうかを判断することは出来ません。

ではなぜ彼らの発信する情報を信用することが出来ないのでしょうか。

その理由は、それらの情報発信者が、信用を失う事によって被るリスクが極めて低いからに他なりません。

信用を失う事によるペナルティが何もないのであれば、たとえ商品がガラクタであろうが、顧客からの信用を失おうが、取引先からの信用を失おうが、どうでもいいという心情になってしまいがちです。

もし仮に、最初は誠意を持って取り組もうと思っていたとしても、一旦、予想外の大変な目に会ってしまったり、上手くいかなくなってしまうと、簡単に約束を放棄するなんて事にも繋がりかねません。

つまり、「信用を失う事によるリスクが極めて低い人」からの情報は、「信用性が極めて低い」と言えるでしょう。

一方で、「信用を失うことによるリスクが極めて高い人」の情報は、「信用性も高い」と言えそうですね。

例えば、世界的起業であるトヨタ自動車の社長の豊田章男氏のような方や、国際的にも有名な経営コンサルタントである大前研一氏などのような方が、信用を失うような発言をしたらどうなってしまうでしょうか。

最近であれば、フォルクスワーゲンによるディーゼル車の排ガス規制のごまかしや、東芝の不正会計問題、旭化成建材のデータ改ざん問題などが発覚し、大変なことになっていますよね。

つまり、社会的信頼が高い人が信頼を失うリスクは、限りなく大きいという事です。

仮に、日本の中心企業ともいえるトヨタの社長の豊田章男氏が、会社ぐるみでデータの改ざんを行っていたなんて嘘が発覚するとどうなってしまうでしょうか。

そうなれば、会社の株価は暴落し、株主から責任を追求され、辞任はまず免れない事でしょう。

会社は信用を失い、売上高は減り、従業員をリストラしなければならないかもしれません。

愛する妻や子供は後ろ指を差され、一家離散、下手をすれば子供はイジメられてしまう可能性もあります。

トヨタ一族の歴史に泥の塗った人物として、祖先に顔向け出来なくなってしまう事でしょう。

それでは、国際的にも信用の高い経営コンサルタントである大前研一氏が、嘘のデータを発表していたことが発覚するとどうなってしまうでしょうか。

コンサルタント契約をしている会社からの契約は、全て破棄されてしまうでしょう。

また、今後どんなに立派な経営論を唱えようとも、誰一人として耳を傾ける人は、いなくなってしまいます。

今まで築き上げてきた世界的経営コンサルタントという肩書は地に落ち、詐欺師の烙印を押されてしまうかもしれません。

出版した書籍は叩き売られ、Amazonのレビューは誹謗中傷の嵐となってしまうでしょう。

運営しているアタッカーズ・ビジネススクールは、もちろん廃業する事になり、従業員は露頭に迷うことになります。

要するに、「信用を失うことによるリスクが極めて高い人」は、安易に嘘の情報を流すことが出来ないという事ですね。

いつの情報なのかを見極める

情報の価値を見極めるうえで、その情報がいつの情報であるかを確認することもとても大切です。

例えばビジネスの情報などであれば、ほんの1年前の情報であったとしても、古くて使いものにならないといった事態に陥る事もよくあります。

また、その情報が出された時の時代背景であったり、著者の年齢や家族構成、肩書などを確認しなければ、正確な判断を下すことが出来ないといった場合も多いものです。

事実を見極めて、自分の頭で判断する

価値ある情報を集める上で重要なのが、いかに「事実」を集めるかが重要となります。

意見ばかりを集めてしまうと、事実が見えず、正しい判断を下す事が出来なくなってしまいます。

いかに事実を集め、いかに自分の頭で考えられるようになるかが、情報リテラシーを高める方法であると言えるのではないでしょうか。

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